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  ひとみ社長の古い友人で、泉北に住むハナミズキが 
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       2011.12
  一年で一番昼が短い季節になってきました。こんな日々は、より太陽が欲しくなるのでしょうか?晴れた気持ちの良い日は、一層外で過ごしたくなります。
 エコ・ワークスの植物達は、ゆっくりと冬の準備中です。
 今月はご紹介できる花が少ないので、ハーブを使った簡単な料理をご紹介します。
 ナデシコ(ダイアンサス)スープラ ナデシコ科
原産地はアジア、アフリカ北部、ヨーロッパです。真夏と真冬を除き年中咲きます。ダイアンサスの「dios」はギリシア語で神聖なという意味で、「anthos」は花を表す言葉で「ダイアンサス」とは「美しく神聖な花」という意味です。このスープラは花に細かい切れ込みが入っています。
  ユーフォルビア・ヒペリキフォリア トウダイグサ科
ダイアモンドフロストという流通名でも呼ばれます。原産地はメキシコ。ポインセチアの仲間で花が咲くと苞が白くなる、苞を鑑賞する植物です。白い苞の中心に小さい花が咲いています。環境に適応進化したので、同じユーフォルビアでも砂漠に生育したものは多肉になり、実に多様な形態です。
  マホニア・コンフューサ メギ科
中国原産。ナリヒラヒイラギナンテン(業平柊南天)との別名もあります。従来のヒイラギナンテンに比べ細葉で痛くなく、エレガントな樹姿。しかも花の少ない晩秋から初冬に黄色い花を咲かせることから、和洋どちらの庭にもピッタリの常緑低木として人気です。
 チェッカーベリー ツツジ科
北アメリカの東部に分布しています。15cmほどの高さで細い茎を叢生しカーペット状に育ちます。葉は光沢ある暗緑色で冬には赤みを帯びます。夏に葉腋に帯桃白色の花が咲き、秋に実が鮮やかな赤になり、ひときわ美しくなります。和名ではヒメコウジ(姫柑子)と呼ばれます。
  ●● 今月のハーブ
  コリアンダー 独特の強烈な香りがある葉は、中国では香菜、タイではパクチーと呼ばれ、エスニック料理には欠かせません。完熟したタネはカレー、ソーセージに使われます。鳥に食べられ運ばれるため果実は甘い香り、虫に食べられないため葉はこの様な香りになったといわれています。春か秋に種を直まきします。
アサリとコリアンダーのワイン蒸し
 材料:アサリ・生コリアンダー・ニンニク・
      白ワイン・オリーブ油・バター
1.オリーブオイルでみじん切りのニンニクを炒める。
2.ニンニクが香ってきたら、アサリ、白ワインを入れる。
3.強火で煮立ててアルコールを飛ばし蓋をして蒸らす。
4・アサリが開いたらコリアンダーを入れる。
5・お好みで仕上げにバターを落とす。
6・器に盛り、残りのコリアンダーを飾る。
  ★ポルトガル料理です。コリアンダーは香りが強いので、まずは少量でお試しください。本場のレシピでは二束も入れるそうです。
   冬の散歩
 すっかり寒くなりました。公園を散歩していると、葉が少なくなった木々の間を明るく光がさしこみ、足元で落ち葉がカサカサと音を立てています。こんな風に人影の少ない冬の道を歩いていると、我が家にいた子犬のことを思い出します。  
 昔、盲導犬のパピー(子犬)を預かっていた事があります。生後一ヶ月で我が家にやってきたラブラドル・リトリバーの赤ちゃんは、ずっしりと重くて、ムクムクしていました。
 盲導犬といえば、賢くて落ち着きがあるイメージですが、子犬は全く違います。好奇心が旺盛で、いたずらばかりして、我が家ではいつも嵐が巻き起こっていました。リビングにはティッシュの雪が積もり、お弁当は空になり、電話は通じなくなりました。でも、どんなに困らされても、全身で「大好き!」と飛びついてくる子犬は、私達家族にはかけがえのない存在でした。当時思春期だった子ども達も親も、自分でも気づかないでいた心のささくれ立った部分を、子犬に癒されているのをひしひしと感じていました。
 散歩は私の担当でした。普段は通らない川べりの道をいつも一緒に歩きました。子犬は道端の色んな物に興味を示します。立ち止まったり走ったりしながら、ジグザクにゆっくりと進みます。私はふと、わが子がまだ幼かった頃を思い出しました。よくこんな風に散歩したものでした。あの頃は、子どもが何をしてもひたすら可愛くて、傍にいてくれるだけで満たされていました。大きくなるといつの間にか、色んな理想を押し付けて、共に暮らせる幸せが見えなくなっていました。そんな自分に気づかされた子犬との散歩のひと時でした。
 もう何年もたつのに、街で盲導犬を見かけると、あの頃の様々な思いがよみがえってきて、胸がいっぱいになります。