モノサシトンボ(№79)

 林の縁にイトトンボより一回り大き目のトンボが見られます。比較的人を恐れず、人が近づいてもなかなか逃げません。薄暗いヤブの中で、腹部の各体節に目盛りのような黄白斑がくっきりと目立ちます。これを見ていると「モノサシ」以外の名前の付けようが無いように見えます。ちなみに、この目盛りの間隔は6mm程度で、「モノサシ」としての実用性は無いようです。
 写真はオスの個体ですが、脚に黄白色のハイソックスを履いたように見えます。雌はやや褐色を帯びるようです。
 この「モノサシトンボ」も最近あちこちで姿を消しているようです。堺の郊外でいつまで見られるでしょうか。
◀モノサシトンボ雄成虫


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