カマキリ(№47)

 本社の花壇にカマキリがいました。でもよく見るとこのカマキリ少しおかしいですね。おなかが丸見えです。普通、カマキリは胸から出た翅がお腹の背中側に伸びて、お腹を覆っています。写真のカマキリはまだ幼虫のカマキリです。
 卵からかえったカマキリの幼虫は親と殆ど同じ形をしています。違うのは、体が小さいことと、翅が無いことです。脱皮を重ねながら翅が伸びて、成虫になります。
 カマキリは、卵ー幼虫ー成虫(蛹の時代がないので不完全変態といいます)と変態しますが、幼虫と成虫が殆ど同じ形をしている昆虫で、バッタなどもこのような変態を行います。また、不完全変態をする昆虫は成虫と幼虫が同じような餌を食べますが、カマキリも幼虫のときは小さな虫などを食べ、大きくなるに従って、より大きな虫などを食べるようになります。
(*写真をクリックすると拡大されます)
◀カマキリ幼虫


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