ツマグロヒョウモン(№15)

 花壇の花にツマグロヒョウモンが吸密にやってきます。もともと南の地域にしかいなかったこの蝶は、地球温暖化に乗っかって、その生息地域を北に拡大し、最近では関東地方にまで北上したようです。
 さて、昆虫の成虫の脚は6本です。しかし、この蝶のようにヒョウモンチョウやタテハチョウの仲間は脚が4本しかないように見えます。でもよく見ると、前脚が退化し、何の役にも立ちそうにない短い脚が一対あるのに気がつくでしょう。このように不要なものが無くなっていくのは退化でしょうか?それとも進化でしょうか?
◀ツマグロヒョウモンの脚


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