アワフキムシ(№7)

 朝見ても夕方見ても、同じところにツバキ(唾)のような泡の塊が付いています。勇気を出してそっと泡を除けて見ました。
 中から小さな虫が現れました。アワフキムシの幼虫です。
 ツバキのような泡は泡巣と呼ばれ、幼虫はこの巣の中で植物の茎に口を差込み汁液を吸っています。幼虫は自分の排泄物と空気を混ぜ泡巣を作ります。その中で外敵から身を守って生活をしています。
 成虫は、セミを小さくしたような形をしていて、やはり植物の汁液を吸っています。
▲アワフキムシの泡巣
▲アワフキムシの幼虫


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