アブラムシ(№5)

 新芽が伸びだすと同時に、やわらかい芽や葉をねらってアブラムシが寄生します。新芽にびっしりついた様子を見ていると体がかゆくなりませんか。
 ところで、春先のアブラムシは殆ど翅(はね)がありません。しかも繁殖を始めると雌成虫が交尾することなく、子虫を直接産みます。屋外でアブラムシが大発生しているときに、大きな成虫がお尻から子虫を産んでいるところが見られます。このようにして夏から秋までどんどん増えていきます。
 秋になると翅の有るオスとメスが誕生し、交尾して卵を産み、この卵で冬を越すのが一般的です。
 この写真は、フウセントウワタに寄生しているキョウチクトウアブラムシです。。
(*写真をクリックすると拡大されます)
◀キョウチクトウアブラムシ


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