ビワ(№663)

 5~6月頃、千葉県以西の本州、九州各地の林縁、林内に直径3~4㎝、橙黄色広楕円形の果実をたくさんつける高木が目立つようになります。
 バラ科ビワ属の常緑高木のビワです。日本にも在来種が存在したようですが、食用の果実を目的とした栽培種は中国原産といわれています。葉は長さ15~20cm、倒披針形で表面は無毛でつやがあり、裏面には褐色綿毛が密生します。材は弾力性に富み、家具や木刀に利用されました。花は11月~2月の長期間に渡って開花するため、天気の良い日にはミツバチ、ハエ、アブ、メジロなどの冬期間にも活動を続ける昆虫や鳥たちにとって、恵みの蜜源となっています。
 ビワの葉は元々漢方、民間薬として浸透しており、高血圧、脳梗塞、がん予防などに古くから利用されていました。そのため、大勢の病人がビワの葉を求めて集まることから、縁起の悪い木とみなされ庭には植えるなといわれるようになったようです。
更に、高木であり、10m近くまで成長するため庭木には向かないようです。
 

(*画像をクリックすると拡大されます)
▲たわわに実を付けたビワ(6月)
▲開花中のビワ(2月)
▲ビワの花

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