ワラジムシ(№111)

 石を動かすと、その下にワラジムシとダンゴムシがいました。ダンゴムシは体の表面につやがあり、いかにも硬そうで、驚いたりすると丸くなるためダンゴムシ(写真右)と呼ばれます。
 ワラジムシはやや扁平で、体の両端がやや尖り、丸くなりません。エビ等に近い仲間で、陸上に住んでいますがえら呼吸をしています。そのため乾燥した所には住みにくい生き物です。
 ワラジムシを迷路に入れてその動きを見ていますと面白いことに気づきます。最初の曲がり角で左へ曲がると、次の曲がり角では右に曲がります。更にその次は左へ、次は右へと毎回曲がる方向を変えながら前進します。これは交替制転向反応と言われます。やってみたところ、成功率80%の確立でした。あなたも、一度やってみませんか。
▲ワラジムシ
▲ダンゴムシ
▲迷路を進むワラジムシ


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